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こんにちは、はっしーです。
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カメムシ大量発生注意報?!
先日このようなニュース記事を読みました。
兵庫県:カメムシ大量発生 31倍増の「異常襲来」で注意報発表 夏にさらなる増加の予想 「桃」「梨」などに被害か
香川県:「カメムシ注意報」全国で続々、香川県では平年の94倍と大量発生 越冬し活動が活発化 (msn.com)
31倍、94倍と大量発生の予測と注意報が発表されていました。
昨年も肌感覚ではありますが「いつもよりかなり多い」と感じていたところにこのニュース、もう怖くて仕方がありません。。。
カメムシの生態(参考Wikipedia)
カメムシ類は植食性のものが多く、葉や茎、果実などに口を差し込み、植物の細胞の中にある原形質などの液を吸収する。草や木の上に暮らすものが多いが、地中で根につくものや、地表に生息し、落下した種子などから吸汁するものもある(参考まま)。中には食虫性のものもおり、作物に被害を及ぼすアブラムシに代表する害虫を捕食する習慣をもつ種もいるようです。
問題となるのはその臭いでしょう。
敵の攻撃など、外部からの刺激を受けると分泌され、捕食者に対しての防御であると考えられている。
群れでいるカメムシの場合、1匹が臭いを発すると、たちまちのうちに周辺一帯のカメムシが逃げ出す現象が見られる。高濃度のカメムシの臭いは、仲間に対しては警報の役割を果たしている。一方、群れを作るカメムシの場合、低濃度の臭いを集合フェロモンとして利用することが知られている。
カメムシの分泌液は、彼らの身体にとっても化学的に有害である。このため、カメムシの体表は、飛散させた液が自身に浸み込まないように厚いセメント層で保護されている。また、瓶の中にカメムシを入れ、つついて臭いを出させた後で蓋を閉めておくと失神、蓋を開ければ元気になるが放置すると死んでしまうことがある。
参考:安富和男 (1995). へんな虫はすごい虫. 講談社ブルーバックス.p122.ISBN 4-06-257073-4
駆除方法
屋内の場合
一番簡易的な方法は「ガムテープを使用する方法」でしょう。
ガムテープの粘着面でカメムシを捕獲し臭いが漏れないように丸めてゴミ箱へ。もし臭いが漏れてしまうことを考えるのであれば丸めたガムテープをナイロン袋にいれて封をして捨てます。
屋内でやってはいけないこと
殺虫剤を用いる・叩き潰すは完全に悪手です。理由は上記の通り、カメムシに外敵と判断された場合や外部刺激によりカメムシが身の危険を感じてしまうと臭いを噴出してしまうからです。
上手く殺虫剤や叩き潰すことで駆除が成功したとしてもカメムシから体液が出たのであれば臭いも含め更なる被害がでます。体液による畳や布製品への変色、さらに持続する悪臭に頭を抱えることになります。
屋外の場合
開けた場所であれば殺虫剤も効果が見込めます。
平和的に解決する場合は箒などでさっと別の場所へ誘導・逃がしてあげるとよいでしょう。
隙間大好き
窓やサッシの間、網戸と窓の間、玄関の隙間など隙間という隙間から室内へ入ろうと潜んでいます(実際には寒さや人以外の外敵から身を守るため)。
窓や扉の開閉で室内へ入ってしまうことが一番の難題だと思います。
窓・サッシ・扉周辺の予防
1.ハッカ油
昨年の大発生時に大活躍したのはハッカ油でした。
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ハッカ油を水で薄め霧吹きスプレー(100円均一で購入可能)に入れて、玄関まわりや窓まわりに吹き付けます。
屋外ですでにカメムシがいる場合は本体へ噴きつけるのも良いです。ハッカ油を噴き付けたカメムシは慌てて逃げていきます。*急に自分の方に飛んでくることもありますので注意が必要です。
噴き付けた場所は1日~数日程の効果があります。ハッカの匂いがなくなったら効果切れと考えていいと思います。透明な液体になりますので噴きつけ部分の変色も気になりません。もっとも手っ取り早い方法ですが持続時間に問題があります。
2.カメムシアタッカーEX 480ml(住友化学園芸)
昨年夏から秋の脅威を超え、通常であれば次の夏-秋までいなくなるはずだったカメムシが今年はなんと3-4月から複数個体現れてしまいました…(越冬した、だと?!)
これは一大事だとこちらの商品を導入しました。
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殺虫剤でありながら4カ月間の予防効果まであるといううたい文句に飛びついて購入を決めました。購入後屋内での使用は上記の理由からしていませんが、屋外では窓・サッシ・玄関まわりに全開で噴きつけました。噴出後にカメムシは消失しているので効果ありとみています。
山暮らしではありますがカメムシ・ムカデ・ゴキブリは私の中で遭遇したくない虫3TOPなのでできればこのまま出てきてほしくないと思う今日この頃です(山で住みはじめてまだゴキは見ていないんですよね(フラグ))。
以上、皆様もカメムシでお困りであればハッカ油とカメムシアタッカーEXで予防・駆除を考えてみましょう。